[使い方] 新規ストアのメール施策、Omnisendの無料枠でどこまで回せる?
- 無料版:可
- 最安の有料プラン:US$16/月〜
- 無料枠:毎月最大250名の連絡先、500通のメール、60通の国際SMS、そして500回のウェブプッシュ通知が利用可能です。基本的な自動化と全てのコア …
- 最終確認:2026-10-30
記事の最終更新:2026-11-01
Omnisendは、ネットショップ向けのメール・SMSマーケティングツールです。この記事は、無料プランで始めて、役に立つ施策を回し、やめどきも知りたい初心者の方に向けた内容です。実践的な視点で、最初に何を設定するか、上限でどこまでできるか、どんな壁にぶつかるかをまとめました。
手順の前にひとつお断りです。価格は国によって異なり、今回は台湾から確認しています。以下の米ドル表記はすべて、Omnisendの料金ページに載っている金額です。
無料プランでできること
無料プランでは、毎月次の範囲まで使えます。
- 連絡先(リストに登録された人)は最大250件
- メールは500通
- 海外向けSMS(ショートメッセージ)は60通
- ウェブプッシュ通知(配信を許可した人のブラウザに届く短い通知)は500件
基本的な自動化と、すべてのコア機能も含まれます。自動化とは、誰かが登録したときなど、何かが起きたタイミングでメールが自動送信される仕組みです。注意点はブランド表示で、メールと登録フォームにOmnisendのロゴが入ります。
機能が有料の壁で制限されている様子はありません(少なくとも手元の一覧では)。制限があるのは送信量と、ロゴの表示です。
5ステップで設定する
私ならこの順番で進めます。実際のサイトではメニュー名が少し違うかもしれないので、スクリーンショットではなく地図として読んでください。
1. 無料アカウントを作る。 omnisend.comにアクセスして登録します。選ぶのは無料プランで、有料プランのトライアルではありません。
2. ストアを接続する。 Omnisendはネットショップ向けなので、最初の本格的な作業は店舗との連携です。これで顧客や注文の情報を扱えるようになります。Magentoをお使いなら、Omnisend用のプラグインがGitHubで公開されています。ほかのプラットフォームは、公式サイトの連携一覧で確認してください。
3. 登録フォームを設置する。 メールアドレスを集めるためのフォームをサイトに置きます。このプランではフォームにOmnisendのロゴが表示されますが、今は割り切りましょう。
4. 自動化をひとつ作る。 まずはウェルカムメールからです。誰かが登録したら1通届く、いちばん単純な自動化で、月500通の枠はほとんど減らず、ほかの作業をしている間も動いてくれます。
5. キャンペーンをひとつ送る。 キャンペーンとは、リスト全体への単発のメールです。ウェルカムの流れが動き始めてから送ると、送信枠の行き先が把握できます。
初心者がぶつかる壁
連絡先250件の上限。 この上限は、メールを開いた人ではなく、リストに載っている人数で数えます。フォームが育てば、すぐに埋まります。フォームを宣伝する前に、上限が近づいたらどうするか決めておきましょう。使われていないアドレスを整理するか、アップグレードするかです。
メール500通の上限。 こちらのほうが先に来ます。連絡先の上限に比べてメールの上限は小さく、リストが埋まっていても月に何度も送れません。自動化もキャンペーンと同じ枠を使うので、ウェルカムメールも1通ずつ数えられます。大きな配信を予約する前に、使用量を確認してください。
ロゴ。 お客様に送るメールをすっきり見せたいなら、ロゴが上位プランへ移る主な理由になります。Standardでは外せます。
少ないSMS枠。 海外向けSMSの60通は、お試しの量であって、運用に使う量ではありません。1つのメッセージをテストする程度にして、SMS戦略をここに乗せるのはやめましょう。
上限を超えたときのルールが不明。 手元のデータには、上限を超えた場合にどうなるかの記載がありません。送信が止まるのか、アップグレードを促されるのかは分かりません。期限のある配信を頼る前に、公式ページで確かめてください。
🔍 AMPM独自チェック
今回、公式ページとの差異はありませんでした。無料プランの上限も2つの有料プランの価格も、Omnisendの掲載内容と一致しています(確認日は2026-10-30)。
このチェックには2つ限界があります。まず、このツールの確認は1回しか行っていません。長く追跡しているツールのように、3つの独立した情報源で突き合わせてはいません。次に、上限を超えたときの挙動や、商用利用に関する細かい規約は、手元のデータの対象外です。無料プランで業務の仕組みを組む前に、公式の規約で両方を読んでおいてください。
年額の料金も、データにはありません。掲載されているのは月払いだけなので、年払いプランがいくらか、そもそも存在するのかは分かりません。
☀️ AMO、節約派の猫

無料で足りるのか。始めたばかりのお店なら、足りることが多いです。毎月、連絡先250件、メール500通、海外向けSMS60通、ウェブプッシュ500件が使え、基本的な自動化とすべてのコア機能も付きます。月額0円で、そもそもメールがお店に合うかどうかを試すには十分です。
代償はロゴと送信量です。250件の連絡先か500通のメールを超えたら、次はStandardで月US$16になります。こちらは連絡先500件からのスタートで、連絡先数の12倍のメールを送れます。500件なら月6,000通です。SMSの枠も付き、ロゴは消え、24時間365日のサポートも加わります。
つまり最初の有料ステップで、ぐっと多いメール量と、時間を問わないサポート、すっきりした見た目が手に入ります。リストが500人近くあって、定期的に送るなら、US$16は妥当な一手です。リストが小さく、送る頻度も低いなら、無料のままで十分です。
Proは月US$59で、連絡先2,500件からのスタートです。メールは無制限で、毎月、購読料と同額の無料SMSクレジットが戻ってきます。Standardからは大きな飛躍なので、無料やStandardが合わなくなるほどリストが育つまでは見送りましょう。
AMOのルールはこうです。ロゴやメール上限が売上に響くまでは無料のまま。そうなったらUS$16を払い、それ以上は払いません。
🌙 PIMI、性能重視の猫

仕事をきちんとこなすのか。プランに含まれる内容についてはお話しできますが、速度や受信トレイへの到達率については言えません。手元のデータには配信速度も到達率も実測値がないので、推測はしません。
言えるのは、無料プランにすべてのコア機能と基本的な自動化があるということです。動作が制限されたデモではなく、本物のウェルカムフローとキャンペーンが作れます。弱点は容量で、月500通では、結果から多くを学ぶ前に上限に当たってしまいます。
Standardなら状況が変わります。連絡先500件で月6,000通になり、ウェルカムフローと定期的なキャンペーンを並行して回す余裕が出ます。SMSも含まれ、24時間365日のサポートも付きます。金曜の夜に配信でトラブルが起きたら、いつでも頼れるサポートがありがたいはずです。
性能面で最も説得力があるのはProです。連絡先2,500件からで、月US$59。メールは無制限で、高度な分析機能と専任サポートが付きます。どのメールが売上につながったかを教えてくれるのが分析機能です。実験できるだけのリスト規模があるなら、このアップグレードは元が取れます。
無料プランの初心者への実践的なアドバイスです。まずウェルカムの自動化をひとつ動かし、キャンペーンは控えめにして、月のメール数を見守りましょう。大きな配信で枠が尽きて止まる事態を避けられます。
結論:使うべき人、見送るべき人
無料プランが向いているのは、小さなネットショップを運営していて、リストが250人未満で、費用をかけずにメールマーケティングを学びたい方です。ウェルカムフローとキャンペーンをひとつ設定して、結果を見てみましょう。
Standard(月US$16)に移るのは、リストが500件に近づいた、頻繁に送る、あるいはOmnisendのロゴが気になる、というときです。連絡先数の12倍のメール、SMSの枠、ロゴなし、24時間365日のサポートが手に入ります。
Pro(月US$59)を検討するのは、連絡先が2,500件以上あり、無制限のメールとより深い分析が必要な場合です。
見送るべきなのは、ネットショップを運営していない方です。ECに特化したツールで、付加機能もお店向けです。すぐに大量のメールを送る必要がある場合も、月500通はあっという間に尽きるので、無料プランは向きません。
執筆日:2026-11-01 価格の最終確認日:2026-10-30 ツールの最終ヘルスチェック日:2026-11-01
📎 Sources
All prices and quotas in this article come from AMPM’s verified dataset for Omnisend (last verified 2026-10-30); primary sources:
