[使い方] Relume無料プランで作ったサイト、結局どこまで持ち帰れるのか?
- 無料版:可
- 最安の有料プラン:US$26/月〜
- 無料枠:無料プランの上限はプロジェクト 1 件、ページ 1 件で、エクスポートは Figma のみ対応しています。Webflow/React 用のコ …
- 最終確認:2026-10-23
記事の最終更新:2026-10-21
Relumeは「アイデアから完成したWebサイトまでをいっきにショートカットするツールRelume」として自らを売り込んでいます。説明文を入力すると、サイトマップ(ページごとの構成図)を生成し、続いてワイヤーフレーム(グレーの箱で組んだラフなレイアウト)を作り、さらに実際のデザインやコードベースにそのまま組み込めるコンポーネントを渡してくれます。無料プランは、1ページだけなら「完成品」に見えるほど太っ腹です。問題は、作り終えたあと、何を外に持ち出せるのかという点にあります。
今回の判断のポイントはまさにそこに尽きます。「何かを作れるか」ではありません——それは作れます。本当の問いは「お金を払わずに、その成果物をどこか役立つ場所へ持ち出せるか」です。そこでこのガイドでは、初心者が最初のプロジェクトを進める流れをたどりながら、無料枠がどこで止まるのかを正確に示し、どの壁が致命的で、どの壁が単に面倒なだけなのかをお伝えします。
無料プランで実際に作れるもの
無料プランでは、プロジェクトが1つ、ページが1つ使えます。1つです。これはランディングページ——単独で成り立つ1枚のページで、新しいサイトや製品でたいてい最初に必要になるもの——のプロトタイプを作るには十分です。
さらに、30ブロックのコンポーネントライブラリが使えます。コンポーネントとは、ページのあらかじめ作られた部品のことです。ヒーローセクション、料金表、お客様の声の並び、といったものです。30という数はスターターセットであって、全カタログではありません。月間のAI生成枠——アカウントが使えるAI生成の予算——も付いてきて、これは月に小さなランディングページを1枚組み立てるのに十分な量とされています。つまり無料プランは1週間で切れる体験版ではなく、1ページ規模でずっと使い続けられる薄い継続枠なのです。
初回の流れはこうなります。
- 単一のプロジェクトを作成します。サイトをふつうの言葉で説明します——「犬の散歩サービスのランディングページ」というように。Relumeがサイトマップを生成します。
- そのサイトマップをワイヤーフレームに変換させます。グレーの箱のセクションが順番に積み重なっていくのが見えます。
- 30ブロックのライブラリからセクションを入れ替え、並べ替えて、ページが思いどおりに読めるようになるまで調整します。
- エクスポートします。
ステップ1から3までは実に快適です。ステップ4こそが、無料プランの本当の姿を見せる場面です。
エクスポートの壁:Figmaだけ
無料プランでエクスポートできるのはFigmaだけで、それ以外はありません。Figmaはデザインツールです——出力されるのはデザインファイル、つまりきちんとレイヤー分けされたWebサイトの「絵」であって、動くサイトでもコードでもありません。
これが無料プランの正直なまとめです。1ページのサイトをデザインすることはできますが、手元に残るのはFigmaファイルです。デザインをライブサイトに変える2つのエクスポート——Webflow(実際のページを公開できるビジュアルWebサイトビルダー)とReact(開発者がアプリを作るフロントエンドのコード)——を使うには、お金を払う必要があります。有料プランでは、Figma・Webflow・Reactへのエクスポートがまとめて解放されます。
つまり無料プランはデザイン工程のツールです。「Relumeでレイアウトを生成して、Webflowに流し込んで、昼までに公開する」という計画だったなら、無料枠ではその「流し込み」ができません。Webflowで手作業で作り直すか、Figmaファイルをコードを書ける人に渡すことになります。それは無意味ではありません——きれいなFigmaファイルは確かな先行アドバンテージです——が、Webサイトそのものではありません。
無料プランでよくある詰まりどころと、その対処法です。
- 「2ページ目が欲しい」 無料ではできません。上限は1ページです。対処:無料プロジェクトは最初から1ページに割り切るか、上位プランへ。
- 「Webflowへのエクスポートがグレーアウトしている」 仕様どおりです——無料はFigma専用。回避策はなく、有料機能です。
- 「今月のAI生成枠を使い切ってしまった」 枠は月に小さなランディングページ1枚分のサイズです。毎月リセットされます。試行錯誤で使い切ったなら、リセットを待つかアップグレードを。
- 「30ブロックより多く使いたい」 1,000以上の全ライブラリは有料プランに付いてきます。
各有料プランで解放されるもの
有料プランは3つ、いずれもシート単位——1人につき1つの有料ログイン——での価格設定です。
Starterは月払いでUS$26/人/月です。年払いにすると実質US$18/人/月ほどになり、年間US$216として請求されます。Starterはプロジェクトは1つのままですが、ページを5ページに引き上げ、Figma・Webflow・Reactへのエクスポートを開放し、1,000以上の全コンポーネントライブラリを使えるようにし、さらにRelume Library MCP——AIコーディングアシスタントがRelumeのコンポーネントを直接引き出せるコネクタ——を追加します。これが、ちゃんと構築できる複数ページサイトを生み出せる最初の段階です。
Proは月払いでUS$57/人/月、年払いならUS$40/人/月ほどで、年間US$480として請求されます。Proはプロジェクトとページの上限を完全に撤廃し、高度なAIモデル、コメントベースのコラボレーション、Claudeへのデザインシステムのエクスポートを追加します。日常的にサイトを作っていて5ページでは足りないなら、ここが次のステップです。
Teamは月払いでUS$51/人/月、年払いなら平均でUS$36/人/月ほど——ただし最低3シートの購入が必要なので、年払いTeamはUS$1,296から始まります。TeamにはProの全機能に加え、共有ワークスペースが含まれます。構造に注目してください。Teamのシート単価はProより低いのですが、それは3シートの下限を読んで初めて筋が通る話です。これはスタジオ向けのプランであって、ひとりのフリーランス向けではありません。
年額の数字についてひとつはっきり言っておきたいことがあります。データが年間総額を示しているのはStarter(US$216)、Pro(US$480)、Team(US$1,296、3シート分)です。月払いのみの支払い方について公表された年間総額は示されていないので、こちらで掛け算をして出すことはしません——月ごとに払うなら毎月その月額を払う、データが裏づけているのはそれだけです。
🔍 AMPM独自チェック
料金ページが1つの文にまとめていない2つのことを、私たちがまとめます。
まず、無料枠の本当の限界はページ数ではありません——エクスポート形式です。1ページ・30ブロックという制限は読み取りやすいものです。もっと静かな制限は、無料のエクスポートがFigma専用だということで、つまり無料プランだけではライブサイトも使えるコードも作れないのです。手元に残るのはデザインファイルです。私たちはこれこそが本当の無料対有料の線引きだと指摘します。なぜなら、ほかがすべて無料に感じられたあとで、初心者が詰まるのがこのステップだからです。
次に、Teamプランの計算は3シート最低条件がセットになって初めて筋が通ります。US$51/人/月がProのUS$57の隣に並んでいると、Teamのほうが1人あたり安く見えます。確かに安いのですが——3シート未満は買えないので、実際の入口コストはUS$1,296という年額の下限です。目玉のシート単価だけを比べるソロユーザーは「安い」プランを選んで、3つのログイン分を払わされるはめになりかねません。
ここで私たち側の正直な但し書きです。このツールは自動追加のチャレンジャーとして私たちのトラッカーに入ってきたもので、これらの数字は通常の3段階の手動クロスチェックではなく、1回の検証を経ただけです。上記のすべての数字は、2026-10-21時点で公式サイトと料金ページが表示していた内容と一致しています。無料枠や商用利用の条件は静かに変わるので、お金を払う前にrelume.ai/pricingで確認してください。
結論:使うべき人、見送るべき人
無料枠を使うべき人:単一のランディングページにAIで先行アドバンテージが欲しいデザイナー、創業者、学生で、そもそも普段からFigmaで仕事をしている人。あなたにとってFigma専用エクスポートは壁ではなく機能です。素早く作り、Figmaで仕上げ、一切お金を払いません。
Starter(月US$26、年払いなら月US$18ほど)を使うべき人:出力を本物のWebサイト——WebflowまたはReactのエクスポート——にする必要があり、5ページのサイトでプロジェクトがまかなえる人。小さなクライアントサイトを作る大半のフリーランスにとって、これが実際に世に出せるプランです。
Pro(月US$57、年払いなら月US$40ほど)を使うべき人:頻繁にサイトを作り、5ページの上限にぶつかる、あるいは高度なAIモデルやClaudeへのエクスポートが欲しい人。
Teamを使うべき人:本当にワークスペースを共有する3人以上の場合だけ——シート単価のラベルは魅力的に見えても、3シート最低条件とUS$1,296の年額下限が、ソロの購入者にはこのプランを不向きにしています。
Relumeを丸ごと見送るべき人:最終目標が今日ライブサイトを立ち上げることで、Figma・Webflow・Reactのいずれにも触れない人。無料プランは動くページを届けてくれませんし、もともとエクスポート経路にお金を払うつもりがなかったなら、Figmaファイルはあなたにとって行き止まりです。
Written: 2026-10-21 Price last verified: 2026-10-21 Tool last health-checked: 2026-10-21
📎 Sources
All prices and quotas in this article come from AMPM’s verified dataset for Relume (last verified 2026-10-21); primary sources:
