[レビュー] Veoの無料と有料、結局どのGoogleプランに払う価値があるのか?
- 無料版:可
- 最安の有料プラン:US$4.99/月〜
- 無料枠:Google Flow は毎日50ポイント(地域制限あり;2026-08-27 の公式サイトの購読ページにこの数値は直接記載されていないた …
- 最終確認:2026-11-02
記事の最終更新:2026-10-31
Veoは、Googleが提供するAI動画生成ツールです。プロンプトを入力するか画像を渡すと、動画クリップを返してくれます。多くの人は、Googleの動画制作ワークスペース「Flow」から利用し、Google AIのサブスクリプションで支払います。
この記事は、検証済みのデータをすべて読み込んだうえでの私たちの評価です。レンダリングを自分たちで試したわけではないので、映像の品質については判断しません。見るのは料金と制限です。私たちの見立てはシンプルで、Veoのプランは入り口は魅力的なのに、中間がはっきりしません。気になった点が3つあり、よくできている点もいくつかあります。
料金は国によって異なります。私たちは台湾から確認しており、以下のUS$表記はGoogleがドルで掲載している金額です。
無料枠でできること、そして見えにくい部分
Veoには無料枠があります。必要なのはGoogleアカウントです。上限は1日50クレジットで、毎日リセットされます。クレジットとは、Flowでクリップを生成するたびに差し引かれるポイントのことです。
ただし、注意点が3つあります。
1つ目は、地域制限があることです。すべての国で使えるわけではありません。また、開発者向けの別の試用環境であるGoogle AI Studioにも独自の無料枠がありますが、データには詳しい内容が記載されていません。
2つ目は、無料で生成した動画には透かしが入ることです。
3つ目は、無料で生成した動画は商用利用が認められていないことです。クライアントのチャンネルにクリップを投稿したい場合、無料枠はそのための仕組みではありません。
つまりここでの「無料」とは、個人が気軽に試すための1日単位のお試しです。お試しとしては十分に良心的ですが、制作の現場で使うツールではありません。
有料プランの階段:4段あるけれど、大きな溝がある
すべてのプランは月額制です。データに記載されている内容は次のとおりです。
| Plan | Price | Flow credits per month | Notable extras |
|---|---|---|---|
| Google AI Plus | US$4.99 | 200 | 2x the free tier’s usage allowance, Gemini 3.1 |
| Google AI Pro | US$19.99 | 1,000 | 4x the free allowance, Gemini 3.1 Pro, 5TB storage |
| Google AI Ultra (5x) | US$99.99 | 10,000 | 5x Pro’s usage allowance, 4K upscaling, 20TB storage |
| Google AI Ultra (20x) | US$199.99 | 25,000 | 20x Pro’s usage allowance, 4K upscaling, 20TB storage |
Plusは以前US$7.99でしたが、2026年6月にUS$4.99へ引き下げられました。データによると、これは期間限定のキャンペーンではなく恒久的な値下げです。
Proは以前「Google One AI Premium」という名称でした。古いレビューでこの名前を見かけたら、同じ製品ラインのことです。
PlusとProには、どちらも4Kアップスケーリングが含まれません。アップスケーリングとは、完成したクリップをより高い解像度に拡大する処理のことです。利用できるのはUltra以上のプランだけです。
不満が残る点、割高に感じる点が3つ
1. 無料枠の目玉となる数字が、Google公式のサブスクリプションページに載っていません。 1日50クレジットという数字は、二次情報に基づくものです。2026-08-27に確認した時点では、Googleのサブスクリプションページに記載がありませんでした。提供元で確認できない数字は、予告なく変わる可能性があります。そこに地域制限が加わると、無料枠を前提に計画を立てるのは難しくなります。
2. クレジットは価格が読みにくい仕組みです。 サブスクリプションではクレジットを購入する形になりますが、1本のクリップに何クレジットかかるのか、データには書かれていません。モデルや長さによってどう変わるのかも不明です。APIと比べると違いがはっきりします。APIとは、開発者が自分のソフトウェアからVeoを呼び出すための手段で、秒単位で課金されます。Veo 3.1 Liteの720pはUS$0.05/秒、Veo 3.1 Standardの1080pはUS$0.40/秒です。こちらは明快な価格です。クレジット制は、そうではありません。
表記も混乱のもとです。Plusは無料枠の2倍、Proは4倍と説明されています。ところが月間クレジットはPlusが200、Proが1,000です。倍率とクレジット数は、同じものを指していません。さらに、無料枠は1日単位、有料プランは1カ月単位で数えられています。両者をつなぐ公式の換算はデータにないため、私たちが勝手に作ることはしません。
3. 4Kへの跳ね上がりが急です。 Proは US$19.99です。次の段であるUltra(5x)はUS$99.99になります。これが4Kアップスケーリングを使える最安の手段で、月10,000クレジットも付いてきます。4Kだけが欲しくて、量は要らないという人向けの中間プランは、データにはありません。
最上位プランにも疑問が残ります。Ultra(20x)はUS$199.99で25,000クレジットですが、安いほうのUltraは10,000クレジットです。公式ページには、追加の機能は記載されていません。買えるのは、量だけです。
よくできている点
- 入り口の価格が安いこと。 月US$4.99のPlusは、無料枠の1日の上限や地域の問題を乗り越える手頃な選択肢です。恒久的な値下げも追い風になっています。
- 無料枠があり、毎日リセットされること。 多くの動画ツールは、使い切りの試用クレジットしか用意していません。毎日補充されるので、お金を払わずにツールに慣れることができます。
- Proに実用的な特典がまとまっていること。 1,000クレジットに加えて、Gemini 3.1 Proと5TBのストレージが付きます。Googleのストレージをどのみち契約するなら、動画クレジットはおまけのように感じられるでしょう。
- テキストからの動画生成と、画像からの動画生成の両方に対応していること。 プロンプトからでも、1枚の画像からでも始められます。
- API料金が明快なこと。 2つの品質レベルに秒単位の料金が設定されているので、開発者はコストを見積もりやすくなっています。
🔍 AMPM独自チェック
ここでは、提供元のページと私たちの確認結果が異なる点、あるいはそれを超えた点をまとめます。
- 無料枠の上限は、Googleのページでは確認できていません。 2026-08-27時点で、公式のサブスクリプションページには1日50クレジットの記載がありませんでした。二次的な情報として扱っています。可能性は高いものの、保証されたものではないと考えてください。
- PlusとProの数字は、Googleのページと一致しています。 2026-08-11に、labs.googleのFlowプラン表とgemini.google/subscriptionsのページを確認しました。どちらも一致していて、PlusはUS$4.99で200クレジット、ProはUS$19.99で1,000クレジットです。
- Ultraの数字はGoogleから直接確認しています。 2026-08-27にgemini.google/subscriptionsを確認しました。5x版はUS$99.99で10,000クレジット、20x版はUS$199.99で25,000クレジットと記載されています。
- その後の変更はありません。 2026-09-08から2026-10-31まで自動で毎日再確認しましたが、価格とクレジット数に変更はありませんでした。
- 5xと20xの差は説明されていません。 公式ページには、利用量の倍率とFlowクレジット以外の機能差は記載されていません。
☀️ 節約派のネコ、AMO

無料で足りるのでしょうか。好奇心を満たす程度なら、足ります。毎日50クレジットが付与され、リセットもされます。これは本物の1日分の枠です。ただし、透かしが入り、商用利用はできず、地域制限で使えない可能性もあります。しかも、50という数字はGoogle自身のページには載っていません。
有料にする価値はあるのでしょうか。それは、どの段を選ぶかによります。
無料枠があなたの国で使えて、1日の上限に何度もぶつかるなら、月US$4.99のPlusは迷わず選べます。月200クレジットと、無料枠の2倍の利用枠が手に入ります。負担は小さい金額です。弱点は、200クレジットで何本のクリップが作れるのかをお伝えできないことです。
US$19.99のProは、セット内容に価値を感じるなら納得できます。1,000クレジット、無料枠の4倍の利用枠、Gemini 3.1 Pro、5TBのストレージが含まれます。ストレージとGeminiのモデルをどのみち使うなら、動画クレジットはほぼ無料のようなものです。動画だけが目的なら、使わない分まで支払うことになります。
US$99.99またはUS$199.99のUltraは、動画で収入を得ている人向けです。最上位は25,000クレジットですが、価格が高い分の追加機能はGoogleから示されていません。月に10,000クレジットを使い切った経験がなければ、見送るのが無難でしょう。
AMOの方針は、まず無料で始めて、壁にぶつかったらPlusに移り、4Kが必要でなければProで止めることです。
🌙 性能重視のネコ、PIMI

PIMIが知りたいのは、Veoがちゃんと仕事をこなせるかどうかです。手元のデータですべてに答えられるわけではありません。レンダリング速度の数値も、品質の比較もないので、分かったふりはしません。読み取れるのは、機能の段階的な構成です。
PlusにはVeo 3.1 LiteとStandardが載っています。出力面での違いは、APIを見ると分かります。Liteは720p、Standardは1080pです。Liteは1秒あたりUS$0.05、StandardはUS$0.40です。軽いモデルと精細なモデルでは、価格が大きく離れています。精細さを求めるなら、1本あたりの出費は増えると考えてください。
次の段階が4Kで、ここには関門があります。PlusとProは4Kアップスケーリングを含みません。含まれるのはUltraだけで、月US$99.99とUS$199.99です。クライアントに完成品を納める人にとっては、クレジット数よりもこの関門のほうが重要です。
無料枠は、仕事の面では最も弱い選択肢です。透かしが入り、商用利用もできないため、納品物は作れません。プロンプトを試すための実験台として使うのがよいでしょう。
PIMIの方針は、無料枠でプロンプトを試し、納品に必要な解像度に対して支払うことです。1080pで足りるなら、Proの1,000クレジットが堅実な主力になります。クライアントが4Kを求めるなら、データ上ではUltraが唯一の道です。
結論:向いている人、見送るべき人
こんな人に向いています:
- お金をかけずにAI動画を試したい人。お住まいの地域が対応していれば、毎日の無料クレジットでツールに慣れるには十分です。
- 無料枠の上限に当たるライトユーザー。US$4.99のPlusなら手頃です。
- GoogleのストレージとGeminiもほしい人。US$19.99のProなら、1,000クレジットとまとめて手に入ります。
- 4K出力が必要で、Ultraの予算がある人。
- コストを予測しやすくしたい開発者。秒単位のAPI料金は明快です。
こんな人は見送りましょう:
- 支払いなしで商用に使えるクリップが必要な人。無料の出力には透かしが入り、商用利用も認められていません。
- お住まいの地域が対応していない人。無料枠には地域制限があります。
- 契約前に、1本のクリップにいくらかかるのかを正確に知りたい人。1本あたりのクレジット消費は、私たちのデータにありません。
- 4Kだけが欲しくて、量はそれほど要らない人。安く済ませる道はありません。
- 機能を目当てにUS$199.99のプランを検討している人。公式ページには、量以外の機能が一つも記載されていません。
執筆日:2026-10-31 価格最終確認日:2026-10-31 ツール最終ヘルスチェック日:2026-10-31
📎 Sources
All prices and quotas in this article come from AMPM’s verified dataset for Veo (last verified 2026-10-31); primary sources:
